「はぁって言うゲーム」は盛り上がること必至!そのルールと遊び方を詳しく解説します
「はぁって言うゲーム」とはどんなゲーム?
一風変わったタイトルのゲーム「はぁって言うゲーム」は、一見するとどんなルールなのかわからないと思います。これはいわゆる、「コミュニケーション」をテーマにして楽しめる内容となっています。
実はこの「はぁって言うゲーム」は、多くの人がご存知の「ぷよぷよ」の生みの親が考案したものです。どこでも誰でも遊べる手軽さに対してハマりやすい内容により、第3弾まで発売されるほど人気があります。
さらに、さまざまなテレビ番組でも取り上げられて話題となったことをご存知の方もいることでしょう。
「はぁって言うゲーム」に参加するプレイヤーは3人から8人となっています。そしてプレイ時間は15分ほどなので、ちょっとした空き時間に手軽に遊べるのが特徴です。

「はぁって言うゲーム」のルール
それでは気になる、「はぁって言うゲーム」のルールをざっくりと説明しましょう。
使用するのは「お題」が書かれたカードと、その中のどのお題を指定するかの「アクトカード」です。答えるプレイヤーはお題の一覧を知るのみで、その中のどのお題が選択されているのかを知りません。
参加者は「手番(演技する人)」と答えるプレイヤーに分かれて、手番がどのお題に対して「はあっ」などと言っているのかを当てるというのがルールです。手番はプレイヤーが順番に担当し、皆がそれぞれに割り当てられたお題に沿った演技をすることになります。
「はぁって言うゲーム」で使うアイテム
「はぁって言うゲーム」は使用するアイテムが一式セットになって販売されています。その道具の内容をご紹介します。
お題カード(28枚)
お題カードにはさまざまなシチュエーションにおける8つのお題があります。そこには共通するセリフが書かれていますが、それぞれのシチュエーションにより意味が変わるようになっています。
つまり、同じセリフでありながらも異なる意味を持たせるように、手番は自分が担当するお題に合うようにうまく演技しなければならないのがルールです。
アクトカード(8枚)
アクトカードには「A」から「H」まで8つのアルファベットが書かれています。そしてお題カードにも8つのお題の頭に「A」から「H」のアルファベットが書いてあります。
つまりアクトカードに書かれたアルファベットが、お題の1つに該当するようになっている仕組みです。ゲームを開始したら、1枚のお題カードと1枚のアクトカードを組み合わせて手番が指定されたセリフで演技する、というルールになります。このアクトカードはプレイヤーそれぞれに、ランダムに配られます。
投票用カード(8枚)
投票用カードは参加者に1枚ずつ配ります。そこにNo.1からNo.8まで番号があり、それぞれに「投票チップ」を置けるようになっています。
これは参加者それぞれが演技をして、それがどのお題なのかを推測して投票するためのカードとなっています。
投票チップ(8×8の64枚)
投票用カードへ置くためのチップで、参加者それぞれに8種類のチップ一式が配られます。
手番が演技していると推測したアクトカードのアルファベットが書かれた投票チップを、その手番が演技した番号のところに置きます。アクトカードは一度使われたものは使用しないので、最大で8人が参加していれば8種類のチップはすべて使用することになります。
得点チップ
ひと通りゲームが終わったら、答え合わせをします。その時に計算した得点の集計に使うのが、この得点チップです。
「はぁって言うゲーム」で使用するアイテムは以上になります。ゲームのルールもシンプルなので、誰でもすぐに楽しめると思います。
それでは、「はぁって言うゲーム」の具体的な遊び方を説明しましょう。

「はぁって言うゲーム」の遊び方
使用するアイテムを用意したところで、「はぁって言うゲーム」の具体的な遊び方を説明します。
ゲームの準備をする
「はぁって言うゲーム」はルール上、参加する人数は3人から最大で8人なので確認しておきましょう。プレイヤーが揃ったら、まずはゲームの準備をします。
参加するプレイヤーそれぞれに、「投票用カード」を1枚と「A」から「H」が書かれた8枚の投票チップ1組を配ります。プレイヤーはアイテムが揃っているかを確認し、全員の用意ができたらゲームを開始します。
お題カードを選びアクトカードを配る
最初に28枚のお題カードから1枚を選びます。これはお題カードを裏向きにして適当に選んでもよいですし、みんなで話し合って面白そうなものを選んでも構いません。ルールはそこまで厳密に定めていないので、みんなが盛り上がる方法で選ぶとよいでしょう。
続いて8枚の「アクトカード」を裏向きにしてシャッフルし、それぞれのプレイヤーに1枚ずつ配ります。これは誰が配っても構いません。「はぁって言うゲーム」のルールでは、特に親を決めるようなことはありません。
参加人数が8人に満たなければアクトカードは余りますが、そのまま裏向きにしておきましょう。プレイヤーはそれぞれ、自分に配られたアクトカードをほかのプレイヤーに見られないように確認します。
準備は以上で完了です。
プレイヤーはそれぞれお題に合う演技をする
ゲームスタートは誰から開始しても構いません。最初の手番(演技をする人)は誰でもよいのですが、順番は時計回りに回していくルールとなっています。ただしこの時計回りには特に理由はありません。
手番の人はアクトカードのアルファベットに該当するお題カードに書かれた表現をするようにして、書かれたセリフを言います。この時のセリフは「はあっ」だけではなく、お題カードによって異なるものが書かれています。
セリフを言う際のルールとして、次のことを守ります。
- 身振り手振りをしてはいけない
- 声と表情だけでお題カードに書かれた状況を表現する
- 演技は一回のみの一発勝負で行い、やり直しはできない

手番以外のプレイヤーは演技を見て投票する
手番以外の人は演技を見て、それがお題カードのどのアルファベットに該当するのかを推測します。そして投票用カードに番号順にそのアルファベットが書かれたチップを「裏向き」にしておきます。
1番最初のプレイヤーがNo.1となり、以後は順番にNo.2、No.3と続いていきます。演技をしたプレイヤーは自分の番号のところに自分のアクトカードのアルファベットが書かれたチップを置きます。
投票は一度終えたら、あとになって変更することはできません。おそらくあとになって該当するアルファベットがすでに投票に使ってしまっていることに気づくことがありますが、そのままにしておくしかありません。
全員が演技を終えて投票が終われば、答え合わせをします。
答え合わせ
全員の演技が終わり投票が終了したら、最初に演技をしたプレイヤーから答え合わせをします。自分が持っているアクトカードを表向きにしてほかのプレイヤーに見せ、それを見てほかのプレイヤーは自分の投票が合っているかどうかを確認します。
得点の方法ですが、演技を当てたプレイヤーは1点が加算されます。そして演技を当ててもらったプレイヤーは、正解者の人数×1点を加算します。つまり正解者が3人いれば、3点が加算されるということです。
すべてのプレイヤーの正解発表が終われば、得点が1番多いプレイヤーの勝利となります。
以上が「はぁって言うゲーム」のルールによる遊び方です。1回のみで終了しない場合はお題カードを変えて、アクトカードをシャッフルし配り直してゲームをスタートしましょう。
まとめ
「はぁって言うゲーム」はシンプルなルールですが、相当に盛り上がるゲームとなっています。演技力や表現力を必要とするゲームですが、同時にそれを読み取ることも必要です。またアイテムもそれほど多くないので、場所を問わずに短時間でどこでも遊べるのが特徴です。ぜひ気の合う仲間と一緒に楽しんでみてください。