奥深さが魅力のブラックジャック!その特徴とルールを詳しく解説します

カジノゲームのなかでも上級者には特に人気の高いブラックジャック。ルールは少し難しいかもしれませんが、慣れるとその奥深さにハマることになるでしょう。そこで今回はブラックジャックのルールについて詳しく説明します。よりカジノを楽しみたいという方におすすめです。

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ブラックジャックとは

まずはブラックジャックがどのようなゲームなのかを説明します。

ブラックジャックの目的

ブラックジャックはプレイヤーがカジノのディーラーとカードの合計数を競い、「21」に近いほうが勝ちとなるゲームです。

ディーラーとプレイヤーにはそれぞれカードが配られ、プレイヤーはその合計数を見て何度でもカードを追加できます。一方でディーラーは決められたルールに従い、カードを追加するか否かを決定します。

プレイヤーはカードが配られる前にチップをベットし、ディーラーに勝てば配当金を受け取れます。

ブラックジャックはトランプカードを使う

ブラックジャックで使用するのはジョーカーを除いたトランプのカードです。1組を1デッキと数え、ブラックジャックでは6~8デッキを使用します。オンラインカジノのライブカジノでは多くの場合、8デッキとなっています。

カードはよくシャッフルされ、シューと呼ばれるボックスに収納されます。ディーラーはそのシューの上からカードを引いてゲームに参加するプレイヤーとディーラー自身に配っていきます。

ブラックジャックの魅力

ブラックジャックの魅力はプレイヤーがアクションを決めることができることです。カードを追加するのかどうかや、ほかにもプレイヤーの判断により決めることができることがいろいろとあるため、戦略を立てることが可能です。

ブラックジャックが遊べるところ

ブラックジャックは世界中のカジノで遊ぶことができます。さらにパソコンやスマートフォンで利用できるオンラインカジノでもブラックジャックを楽しめます。オンラインカジノでは「テーブルゲーム」と「ライブカジノ」の2種類のブラックジャックがあります。

ブラックジャックのゲームの流れ

ブラックジャックのゲームはどのように進むのかを簡単に説明します。

ブラックジャックのテーブルを選ぶ

まずはブラックジャックのテーブルを選びます。オンラインカジノはテーブルゲームとライブカジノのふたつでブラックジャックをプレイできますが、テーブルゲームはプログラムによってカードが配られるものです。対してライブカジノは実際にディーラーがカードを配り、その様子をライブ配信してユーザーがゲームに参加します。

ブラックジャックのテーブルには参加できるユーザーの人数が決まっています。

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こちらは定員が7人となり、参加しているのは3人であることがわかります。

チップをベットする

テーブルについたらまずチップをベットします。賭け金の金額はテーブルで決められた範囲内と決まっています。ゲームがすでに進行している間は、そのゲームが終了するまで待っています。

カードを受け取る

テーブルについたプレイヤーすべてがチップを置いたら、ディーラーがプレイヤーにカードを表向きに2枚配ります。そしてディーラー自身にも2枚(1枚は表向き、1枚は裏向き)を置きます。

プレイヤーは自分のカードとディーラーの1枚表向きになったカードを見て、さらにカードを追加するかどうかを考えます。プレイヤー同士は勝負しません。あくまでもそれぞれのプレイヤーとディーラーとの勝負になります。

ブラックジャックはカードの合計数が21に近いほうが勝ちます。カードの合計数が21を超えると負けとなるので、それをふまえて追加するかどうかを決めます。

ディーラーがカードを開いて勝敗が決まる

プレイヤーすべてのアクションが終われば、ディーラーが裏向きにしていたカードを開きます。2枚の合計数によってはさらにカードを追加して合計数を数えます。

ディーラーとプレイヤーの合計数を比較し、勝ったプレイヤーには配当が支払われます。負けたプレイヤーは賭けたチップを回収されます。

ブラックジャックのルール

それではブラックジャックのルールを説明します。

カードの数え方

ブラックジャックではカードを次のように数えます。

「A(エース)」…「1」か「11」のどちらか(どちらでもよい)

「2」~「10」…そのままの数字で

「J・Q・K(絵札)」…「10」

配られたカードを合計しますが、「A」と「10」あるいは絵札の2枚であれば「21」となり「ナチュラル(ブラックジャック)」となります。プレイヤーがナチュラルでディーラーに勝利した場合には配当が増えるルールです。逆にディーラーがナチュラルであれば、プレイヤーは即時に負けが確定します。

プレイヤーのアクション

プレイヤーがディーラーから2枚のカードを配られたあとに行うことを「アクション」と呼びます。プレイヤーが選択できるアクションには次のものがあります。

スタンド(あるいはステイ)

2枚のカードを配られてそのままで勝負する時は「スタンド(あるいはステイ)」を宣言します。スタンドは手を下向きに広げてテーブルの上で左右に振る動作で宣言します。オンラインカジノであれば「スタンド」ボタンを押します。

手を使ってアクションを宣言することを「ハンドシグナル」と呼びます。

ヒット

2枚のカードの合計数が小さく、このままではディーラーに勝てないと判断したらカードを追加することができます。その時はカードの側を指でコンコンと叩いて「ヒット」を宣言します。するとディーラーがシューから新たなカードを1枚引いて追加してくれます。

ヒットは何回でも行えますが、合計数が21を超えると「バースト」となり、無条件にディーラーに負けるので注意しましょう。

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ダブル(ダブルダウン)

賭け金を2倍にしてカードを「1枚だけ」追加するアクションです。プレイヤーのカードが2枚の時にのみ選択できます。

2枚の合計数が「10」あるいは「11」であれば、次に「10」か絵札をもらえばディーラーに勝つ可能性が高くなります。「10」や絵札がまだあまり配られていないと判断した時に宣言すれば、勝つ可能性は高いと言えるでしょう。

ダブルのハンドシグナルはないので、自分のベットエリアに最初の賭け金と同額のチップを置けばディーラーがカードを1枚追加してくれます。

スプリット

スプリットは配られた2枚のカードが同じ点数だった場合にのみ選択できるアクションです。2枚のカードを別々にして、それぞれにカードを追加できるようになります。

スプリットのハンドシグナルは、人差し指と中指を揃えてテーブルの上に置き、その2本の指を開きます。ディーラーが確認したらベットエリアにチップを追加し、ディーラーが2枚のカードを分けてそれぞれに1枚ずつカードを追加してくれます。

あとはスタンドやヒットなどのアクションをそれぞれ行います。

サレンダー

2枚のカードとディーラーの1枚のカードを見て、勝負を降りると判断した時に選択します。ほかのアクションを選択した後に行うことはできません。

人差し指をテーブルに置き、左から右に動かせばサレンダーの宣言となり、ベットしたチップの半分を没収されてゲームを降ります。

インシュアランス

ディーラーの1枚の表向きのカード(アップカード)が「A」であった場合、裏向きのカード(ホールカード)が「10」か絵札であったならプレイヤーは無条件に負けます。その保険として、「インシュアランス」を宣言すれば賭け金の半分は戻ることになります。

実際にはインシュアランスを宣言したらベットエリアに賭け金の半分を置きます。プレイヤー全員がインシュアランスをするかしないかを選択したら、ディーラーはホールカードを自分だけ確認します。

もしそれが「10」か絵札であればオープンし、プレイヤー全員のチップを回収します。そしてインシュアランスに対しては2倍の配当を渡します。

もし「10」でも絵札でもなければ、ホールカードは伏せたままインシュアランスのチップは回収してゲームを続行します。

勝敗の決まり方

すべてのプレイヤーがアクションを終えたらディーラーがホールカードをオープンします。ただしオープンカードが「A」であれば、プレイヤーに「インシュアランス」を宣言するかを聞いたうえでホールカードを確認し、それが「10」か絵札であればプレイヤーの負けが確定します。そうでなければインシュアランスのチップは没収してゲームを続行し、最後にディーラーのアクションに移ります。

ディーラーは条件に従ってカードを追加するかどうかを決めて合計点数を数えます。そしてプレイヤーとディーラーとの点数を比較し、プレイヤーの点数が多ければ勝ちとなり同じなら引き分けとなります。

ただし、ディーラーがナチュラル(ブラックジャック)であれば、プレイヤーもナチュラルであったとしても負けになります。

ディーラーがカードを追加する条件

ディーラーは2枚のカードの点数が16以下であれば、17以上になるまでカードを追加するというルールがあります。17以上になればカードは追加しません。

ブラックジャックの配当

ブラックジャックの配当は基本的に次のようになっています。

勝敗配当
勝ち2倍
引き分け1倍
負け0倍
ナチュラル(ブラックジャック)2.5倍

※賭け金に対するオッズ

たとえば通常の勝ちの場合、賭け金に対して2倍の払い戻しとなるので利益は賭け金の1倍となります。

プレイヤーがナチュラル(ブラックジャック)で勝った場合には賭け金の1.5倍の利益が残ります。

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オンラインカジノにおけるブラックジャックの種類

オンラインカジノにはさまざまな種類のブラックジャックがあるのでご紹介します。

ブラックジャックサレンダー

ブラックジャックのアクションのひとつ、「サレンダー」はゲームを降りるものです。しかしサレンダーが使えないブラックジャックが少なくありません。

オンラインカジノでもライブカジノではサレンダーが使えないものが多いのですが、プログラムでゲームが進行するテーブルゲームにはサレンダーが使えるものがあります。

パーフェクトブラックジャック

パーフェクトブラックジャックは「プレイヤーのペア」にベットできるものです。これは、最初に配られた2枚のカードが同じ数字となる「ペア」であれば配当が発生するものとなります。

数字のみのペアやマークのペアなど、組み合わせにより配当は異なります。

インフィニティブラックジャック

通常のブラックジャックはテーブルに座れるプレイヤーの数が限られていますが、同時に何人でも参加できるのが「インフィニティブラックジャック」です。テーブルにはプレイヤー側にカードが配られるスペースが1つしかありません。

それでも同時に複数のプレイヤーが参加できる理由は、参加するプレイヤーがそれぞれ自由にアクションを選択できるようになっていることにあります。

たとえば自分がスタンドを選んだとしても、ほかのプレイヤーがヒットを選んだらカードが配られます。ダブルやスプリットなどもそれぞれが自由に選択できます。

そしてディーラーとの勝負になった時は、自分が選んだアクションに対して勝敗が決まります。参加するプレイヤーそれぞれのアクションに対しての勝敗が決まる仕組みになっているのです。

ホールカードがないブラックジャックに注意

オンラインカジノではディーラーは自身に、最初からアップカードとホールカードを配ります。そしてアップカードが「A」であれば、プレイヤーに「インシュアランス」をするか聞いてくれます。

しかしランドカジノによっては、ディーラーにアップカードの1枚のみを置いてホールカードがない状態でプレイヤーがアクションを決めるルールのブラックジャックがあります。

この場合、プレイヤーがダブルやスプリットなどを選択し賭け金を増やした状態でディーラーが2枚目のカードを引くことになります。もしそこでナチュラル(ブラックジャック)となれば、プレイヤーは増やしたチップすべてを没収されてしまいます。

なかにはこのように厳しいルールのカジノがあるので注意しましょう。実はブラックジャックでホールカードがあるカジノはアメリカと韓国くらいで、ヨーロッパなどほとんどのカジノにはホールカードがありません。つまりプレイヤーには不利なルールとなっています。

オンラインカジノの場合にはホールカードがあるので、プレイヤーには優しいルールだと言えるでしょう。

まとめ

ブラックジャックは覚えるべきルールが多いので、カジノの初心者には難しいと感じるかもしれません。しかし慣れてくれば、その奥深さに気づくと思います。そしてカジノゲームの面白さというものを再発見することでしょう。オンラインカジノでは無料で楽しめるテーブルゲームもあるので、まずは気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

Posted by adminshichijuku