プレイヤー同士の駆け引きについハマるポーカー!その遊び方を詳しく解説します

ポーカーはカジノゲームの中でも特に高いスキルを磨けるものとして人気があります。オンラインカジノでも手軽にプレイできるとあって、トーナメントでの優勝を目指し腕を磨いているプレイヤーも数多くいます。今回はそのポーカーの遊び方を詳しく解説します。

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テキサスホールデムポーカーの遊び方

プレイヤー同士の対戦でもっとも人気の高い、テキサスホールデムポーカーの遊び方を説明します。専門用語がいろいろと出てきますが、まずはざっと流れを読んでいきましょう。

テキサスホールデムポーカーのアクションについて

最初にテキサスホールデムでプレイヤーが選択するアクションを説明します。

アクション名内容
ベットまだ誰も賭けていない状態でチップを賭けること
コール誰かがベットした状態で同額をベットすること
チェックベットが入っていない状態でベットせず様子を見ること
レイズベットが入っている状態でさらにチップを上乗せして賭けること
フォールドベットしたチップを放棄してゲームから降りること
オールイン手持ちのチップすべてを賭けること

テキサスホールデムポーカーのポジションについて

テキサスホールデムは楕円の円卓を囲むようにしてプレイヤーが座ります。そしてアクションは左回りに順番が回っていくルールとなっています。

テキサスホールデムポーカーはアクションを起こすプレイヤーの順番が決まっています。順番は1つのゲームが終わるたびに左回りに替わりますが、次のように呼び名があります。

SB(スモールブラインド)BTNの左隣の位置で、1番最初にアクションをします。プリフロップ(最初のベットラウンド)でブラインド(参加料)の半額を必ずベットします。
BB(ビッグブラインド)SBの左隣の位置で、プリフロップでブラインドを必ずベットします。プリフロップでは最後にアクションします。
UTG(アンダーザガン)BBの左隣で、プリフロップでは最初にアクションを決めます。
EP(アーリーポジション)序盤にアクションを行うポジションです。
MP(ミドルポジション)中盤にアクションを行うポジションです。
HJ(ハイジャック)BTNの2つ手前のポジションです。
CO(カットオフ)BTNの1つ手前のポジションです。
BTN(ディーラーボタン)1番最後にアクションを行うポジションです。プレイヤーの前に「DEALER」と書かれた円盤型のボタンが置かれます。

テキサスホールデムポーカーの流れ

まずは簡単にゲームの流れを説明します。プレイヤーが席に着いたらアクションを行う順番を決めて、それぞれにカードが2枚伏せて配られます。プレイヤーは自分のカードを確認し、まずはこの段階(プリフロップ)でチップを賭けるかゲームから降りるかを選択します。

次にテーブルの上に3枚のカード(コミュニティカード)が表向きに置かれるので、ここでプレイヤーはアクションを行います(フロップ)。

次に4枚目のコミュニティカードが表向きに置かれて3回目のベットラウンド(ターン)でアクションを行い、最後に5枚目のコミュニティカードが表向きに置かれて4回目のベットラウンド(リバー)で残ったプレイヤーがアクションを行います。

ここまで来る前にプレイヤーが1人しか残らなければ、そのプレイヤーの勝ちとなります。リバーの段階で2人以上のプレイヤーが残れば、2枚の手札をオープンして役の強さを確認し、もっとも強い役のプレイヤーが勝利します。

勝ったプレイヤーはテーブルに積まれた(ポットの)チップを受け取ります。

それではそれぞれのラウンドでの説明をします。

ポジションを決める

テーブルにプレイヤーが座ったら、最初にポジションを決めます。テーブルにはプレイヤー以外に、カードを配るディーラーがいます。

まずディーラーからプレイヤーに1枚ずつカードが配られ、もっとも強いランク(数字)だったプレイヤーがBTN(ディーラーボタン)となります。ディーラーボタンの前には「DEALER」と書かれたボタンが置かれます。あとはその左からSB、BBというようにポジションが決まります。

ブラインド(参加費)を支払う

ゲームを始める前にブラインド(ゲームの参加手数料)の支払いがあります。ブラインドの金額は決まっていますが、トーナメントの場合にはゲームが進むごとにその金額が増えていきます。

ブラインドを支払うのはSB(スモールブラインド)とBB(ビッグブラインド)の2人のみです。SBはブラインドの半額を、BBはブラインド全額を支払います。

支払うブラインドはそのまま賭け金のチップとして置きます。

1つのゲームが終わるたびにBTNが左に移るので、ブラインドの支払いはすべてのプレイヤーが順番に行うことになります。

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カードが2枚配られる

ブラインドの支払いが終われば、プレイヤーに2枚ずつカードが配られます。裏向きにして配られるので、ほかのプレイヤーに見られないようにして確認しましょう。

カードはSBから左回りに1枚ずつ配られ、BTNまで配られたら2枚目が再びSBから配られます。カードを配るのもアクションを行うのも必ず時計回りとなるので、左のプレイヤーに順番が回ることになります。

プレイヤーに配られた2枚の手札は「ホールカード」と呼ばれます。

プリフロップ(第1ラウンド)

カードが配られたらさっそく1回目のベットラウンドとなります。これをプリフロップと呼びます。

最初にアクションを行うのはブラインドとしてチップを賭けたBBの左のUTG(アンダーザガン)です。ここで選択できるアクションは次の3つです。

・コール(ブラインドと同額をベット)

・レイズ(ブラインドにチップを上乗せする)

・オールイン(手持ちのチップすべてをベット)

・フォールド(ベットせずゲームから降りる)

ゲームによってはレイズできる上限が決まっていることがあるので、その場合にはオールインはできません。

またレイズはほかのプレイヤーのベットに対して行いますが、最低金額はそのベット金額の2倍以上となっています。たとえば2ドルをベットしたプレイヤーがいれば、そこに2ドルを上乗せして4ドルをレイズするといった形になります。

さらにレイズに対してレイズする(リレイズする)場合も、レイズした上乗せ金額以上を乗せてベットする必要があります。

BTNまでアクションを終えたら、SBとBBがアクションを行います。最後のBBがレイズしなければプレイヤー全員が同額ベットしたことになり、次のラウンドに移ります。

ゲーム進行をするディーラーはプレイヤーが置いたチップを集めて山を作りますが、この山を「ポット」と呼びます。この時点でフォールドしたプレイヤーには、ポットのチップを受け取る権利がなくなります。

フロップ(第2ラウンド)

プリフロップが終われば、ディーラーがカードの山の1番上を捨てて2枚目から3枚を引きテーブルに表向きに置きます。このオープンされたカードは「コミュニティカード」と呼ばれ、プレイヤー全員が役を作るために共有します。

この時点でプレイヤーはホールカードが2枚とコミュニティカードが3枚の合計5枚のカードが揃います。場合によってはこの時点で何かしらの役が出来ていることがあり、さらにそれが相当に強い役であることもあります。

それをふまえてプレイヤーはアクションを行います。順番はSBから始めて左のプレイヤーへと移り、最後はBTNになります。フォールドせずに残ったプレイヤー全員の賭け金が同額となったら、次のラウンドに移ります。もしこの時点でプレイヤーが1人しか残らなければ、その残ったプレイヤーがポットのチップをすべて受け取ります。

ターン(第3ラウンド)

ターンでは1枚のコミュニティカードが表向きに追加されます。あとはフロップと同様にプレイヤーがアクションを行い、残ったプレイヤーがすべて同額をベット(あるいは全員がチェック)したならば最後のラウンドに移ります。

リバー(第4ラウンド)

最後の5枚目のコミュニティカードが表向きに置かれます。ターンと同じようにプレイヤーがアクションを行い、残ったプレイヤー全員が同額ベットするかチェックしたら、手持ちのホールカードをオープンします。

それぞれのプレイヤーのハンド(役)を比較して、もっとも強いハンドを持っているプレイヤーが勝利します。そしてポットのチップをすべて受け取り、ゲームは終了します。

次のゲームに進む際には、ディーラーボタンが1つ左に移動します。

カジノホールデムポーカーの遊び方

続いてオンラインカジノで楽しめる、ディーラーと勝負する「カジノホールデムポーカー」の遊び方を説明します。

カジノホールデムポーカーの特徴

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カジノホールデムポーカーはテキサスホールデムポーカーと異なり、ディーラーと1対1の勝負となります。そしてテキサスホールデムのように、プレイヤー同士が駆け引きをするようなプレイスタイルではなく、ゲームを続行するか降りるかといった選択をするのが特徴です。

それではカジノホールデムポーカーの遊び方を説明します。

チップを置きカードが配られる

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まずはゲームに参加するため、「アンティ」と書かれた場所にチップを置きます。金額は自由に決めることができますが、上限と下限はゲームごとに決まっています。

アンティにチップを置いてベットタイムが終了したら、プレイヤーとディーラーに2枚ずつカードが配られます。プレイヤーには表向きに、ディーラーは裏向きになっています。

そしてコミュニティカードが3枚表向きに置かれます。

自分の手札2枚とコミュニティカード3枚を見て、勝負するか降りるかを決めます。もし勝負から降りるなら「フォールド」してアンティのチップは放棄します。勝負する場合には「コール」と書かれたところにアンティと同額のチップを置きます。

残り2枚のコミュニティカードを配り勝敗が決まる

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コールして勝負することを選んだら、ディーラーは2枚のコミュニティカードを追加して表向きに置きます。そしてディーラーのカードをオープンし勝敗が決まります。

まとめ

ポーカーは専門用語が多く、またルールも単純ではないため初心者には難しく感じるかもしれません。しかし慣れてくれば、プレイヤー同士の駆け引きについハマるのではないかと思います。プレイ回数が増えるごとにスキルが高まり、勝てるようになるとさらに楽しさが倍増します。そうなればトーナメントにも参加できるようになるでしょう。

Posted by adminshichijuku