ブラックジャックの遊び方を徹底解説!基本的な戦略も説明
ブラックジャックはルールが難しいところがありますが、慣れてくるとどのようなアクションをとればよいのかわかるようになります。今回はブラックジャックの遊び方と、ディーラーに勝つための基本的な戦略を説明します。参考にしながらプレイしていただければと思います。
ブラックジャックの流れ

ブラックジャックの流れを簡単に説明します。
まずテーブルを選んだら先にプレイヤーがチップをベットします。

続いてディーラーがシューからカードを引き、プレイヤーとディーラー自身に2枚を配ります。テーブルに参加するすべてのプレイヤーは2枚とも表向きに、ディーラー自身にまず表向きに1枚(アップカード)、そして裏向きに1枚(ホールカード)を置きます。

もしアップカードが「A」であれば、プレイヤーに「インシュアランス(ブラックジャックへの保険)」をするかを聞きます。インシュアランスをする場合には賭け金の半分をインシュアランスのベットエリアに置きます。
アップカードが「A」ならディーラーはホールカードを確認し、ナチュラル(ブラックジャック)であるかどうかを確認します。ナチュラルであればプレイヤーは無条件に負けとなり、インシュアランスに対しては配当を配ります。
アップカードが「A」でなければ、プレイヤーがアクションを決めます。

すべてのプレイヤーのアクションが終わればディーラーはホールカードをオープンし、必要があればカードを追加します。そしてディーラーとプレイヤーのカード合計数を比較して勝敗が決まります。

ブラックジャックでプレイヤーが目指すこと
ブラックジャックではプレイヤーはカジノのディーラーと勝負することになります。配られたカードの合計数を21に近づけて、さらにディーラーよりも大きな数字にしなければ勝てません。
プレイヤーにはカードを追加するなどのアクションの選択肢があるので、これを有効に活用します。注意すべきは合計数が21を超えないようにすることです。
ブラックジャックのテーブルの選び方

ブラックジャックはオンラインカジノのライブカジノで数多くのテーブルが出ています。これは人気があるということもありますが、ひとつのテーブルに参加できる人数が決まっているのが理由です。
基本的にブラックジャックのテーブルはどれも違いはほとんどありません。バカラやルーレットのように、出目の偏りといったものがないからです。
違いがあるとすればテーブルリミットくらいなので、自分の資金に応じてテーブルを選びましょう。特に初心者の場合はミニマムベット(最低賭け金額)が低いテーブルを選ぶことをおすすめします。
続いてプレイヤーが選択すべきアクションについて説明します。
スタンドを選ぶ基準
まずプレイヤーに2枚のカードが配られた時に、スタンドするかヒットするかを選びます。スタンドするのはどのような時かを説明します。
2枚の数字が異なる時
まずは配られた2枚の数字が同じか異なるかを確認します。同じであれば、「スプリット(2枚のカードの分割)」の選択肢が生まれます。ペアであれば必ずスプリットするわけではないので、これはあとで詳しく説明します。
合計数が「17」以上ならスタンド
配られた2枚のカードの合計数が「17」以上であれば、ヒットせずにスタンドのまま勝負します。
これはディーラーの合計数が「16」以下の場合、必ずカードを追加するからです。もちろんどのカードを引くのかはわかりませんが、少なくともディーラーの合計数は「17」以上よりも「16」以下である可能性のほうが高いと言えます。つまり、ディーラーの手札が2枚の状態で負ける可能性は低いということです。
そしてディーラーの合計数が「16」以下の時にカードを追加すれば、バーストの可能性が生まれます。そのため、「17」以上であればスタンドとするのがおすすめです。
ただし、「17」が「A」と「6」によるもの(これをソフトハンドと呼ぶ)の場合はヒットしたほうがよいでしょう。「A」を「1」と数えればヒットしてもバーストする可能性はありませんし、カードの追加によりさらに高い点数となる可能性もあるからです。
ディーラーのアップカードが「6」以下の場合
ディーラーのアップカードが「6」以下であれば、ホールカードが何であろうと必ずカードを追加します。そしてカードが増えればバーストする可能性が出てきます。
そこでプレイヤーの2枚の合計数が「13」以上であれば、スタンドを選ぶと勝つ可能性が高まります。
ヒットを選ぶ基準
配られた2枚の合計数が「11」以下であれば、必ずヒットしましょう。3枚目がどんなカードであっても、バーストすることはありません。さらに「10」か絵札が追加されればディーラーに勝つ可能性が高まります。

スプリットを選ぶタイミング
プレイヤーに配られた2枚のカードが同じ数字なら、スプリット(カードの分割)を選ぶかどうかを決めます。
「10」か絵札のペアはスプリットしない
2枚のカードが「10」あるいは絵札ならば、合計点数は「20」になります。これは非常に強い点数なのでそのままで勝負するのがおすすめです。
「4」か「5」のペアはスプリットしない
「4」と「5」のペアの場合、スプリットするよりも「ヒット」を選んでカードを追加したほうがよいでしょう。「8」あるいは「10」に対して絵札が追加されれば強い点数になるからです。
一方で「4」あるいは「5」に絵札が追加されても、「14」あるいは「15」と中途半端な点数になってしまいます。そのため、スプリットはせずにヒットを選択しましょう。
「A(エース)」のペアなら必ずスプリットを
2枚のカードがともに「A」ならスプリットしましょう。というのも、このままでは点数が「2」あるいは「12」と弱いからです。
スプリットすれば、「10」か絵札が出ればナチュラル(ブラックジャック)になる可能性もあります。そのため、「A」のペアであれば必ずスプリットしておきましょう。
「8」のペアならスプリットを
配られた2枚が「8」なら迷わずスプリットを選びましょう。その理由は、「8」が2枚だと点数が「16」となり、勝てるかどうかがわからない中途半端な点数となるからです。
せめて「17」であれば、まだディーラーに勝てる可能性は高いと考えられます。しかし「16」はディーラーがバーストしない限りは勝てません。
「9」のペアはディーラーのアップカードによる
「9」のペアは合計点数が「18」なので悪い点数ではありません。そのままでもディーラーに勝つ可能性があります。もしスプリットするならば、ディーラーがバーストをする可能性が高い時です。この場合、スプリットして追加のカードが何であっても、プレイヤーは少なくともバーストすることはありません。
一方でディーラーのアップカードが「2」から「6」であれば、ホールカードが何であれ必ず3枚目を引きます。するとそこでバーストすることが期待できます。
あるいはディーラーのアップカードが「8」か「9」の場合、ホールカードが「10」か絵札ならプレイヤーは引き分けか負けになります。
そこでスプリットをしておけば、絵札が出ると引き分けか勝ちとなります。
そのため、ディーラーのアップカードが「2」から「6」あるいは「8」か「9」の場合にはスプリットするのがおすすめです。

それ以外のペアはディーラーのアップカードによる
上記以外のペアの場合、ディーラーに勝てるとしたらディーラーがバーストした時のみとなります。
もしディーラーのアップカードが「7」「8」「9」「10」あるいは「A」か絵札なら、ホールカードが「10」あるいは絵札であれば勝てません。そのため、スプリットしても負ける可能性があります。
一方で「2」から「6」であれば、ホールカードが絵札でもカードを追加します。その結果バーストする可能性が出てきます。一方でプレイヤーがスプリットした場合、強い点数になる可能性はあまりありませんが、バーストさえしなければディーラーに勝つ可能性は高いと考えられます。
そのため、ディーラーのアップカードが「2」から「6」であればスプリットしましょう。
まとめ
ブラックジャックはプレイヤーのアクションにより勝敗の可能性が変わることがわかります。慣れてくれば自分なりにいろんな戦略を考えられるようになるので、さらに楽しくなる事でしょう。オンラインカジノであれば無料でも楽しめるので、ぜひ腕を磨いてみてはいかがでしょうか。